みなさんこんにちはSunkistです。
今回は岐阜県の郡上八幡市にある郡上八幡城についてご紹介しようと思います!
岐阜県民にとって郡上八幡というと、お城以上に有名なのが「郡上踊り」です。
その郡上踊りを見守っている郡上八幡城について、今回は書いていきます!
私自身も、何度か登ったことのあるお城です。
注意点や、歴史(戦の事など)以外の部分の民間伝承についてお伝えしていきたいと、思います!
どうやっていくの?
まずこの郡上八幡城。ちょっと交通が不便です。
お車の場合
東海北陸道 郡上ICより約10分弱
・郡上八幡城駐車場(頂上)20台ほど
・城山公園駐車場(中腹)13台ほど。
駐車場は共に無料ですが、普通車のみとなります。
電車の場合
長良川鉄道 郡上八幡駅下車 タクシーで15分ほど。
バスの場合
岐阜バス高速八幡線 郡上八幡城下町プラザ下車 徒歩15分ほど。
先にお伝えしておきますが、電車の駅から徒歩やとにかく遠いのでおススメしません。ただ、途中での街並みを堪能することができますので、観光メインの方はいいかもしれません。(もちろん途中で休憩をしながら、です。)
そして、お車でお越しの方。
頂上、中腹、どちらの駐車場をご利用される場合も、結構な細い道を登ることになります。
もしハイエースなどのバンタイプの車とすれ違うとすると、ちょっと大変です。それに山道特有のくねくねした道ばかりですのでお気をつけ下さい。それい鬱蒼と生い茂る樹木があるので、景観もそれほどよくはないです。
しかしそれを抜ければ駐車場はもちろん、城下町を見下ろす事ができるので気持ちいいと思います。
お城に入ろう!
さて、山頂についてたらいよいよ入場です。
入城料こちら
大人(高校生以上)310円
小人(小・中学生)150円
安い!
会館時間は
3月~5月、9~10月 9:00~17:00
6月~8月 8:00~18:00
11月~2月 9:00~16:30
ただし、12月20日~1月10日は休館となります。(だって雪が積もるから危ないんだもん)
あと、八幡山(郡上八幡城のある山)の麓にある郡上八幡博覧館という主に郡上踊りに関する資料がメインの資料館です。こちらとの共通入場券の場合は
大人(高校生以上) 650円
小人(小・中学生) 350円
つまり、博覧館の方が高いんですね。
ちなみに、城下町にはほかにもいろいろな資料館などがあり、「郡上八幡みどころ通行手形」なるものもあります。こちらはすべてで8つの有料施設に入れます。
料金は
大人(高校生以上) 1500円
小人(小・中学生) 900円
となっております。
これはお知らせまで。。。
悲しい伝説
今回お伝えしたかったのはこれです。
「およし物語」
簡単にあらすじをいうと
江戸時代。郡上八幡城を築く際に選ばれた娘がいました。町でも評判の娘で、美人で器量もよかったらしいです。
ある日お殿様から突然お城の工事現場に来るように言われました。そしてそのままお供え物となり、その上に郡上八幡城が建てられたのです。
ほんとざっくりですけどこんな感じです。
当時はお城がしっかりと建つようにと、それなりに優秀な人を選んでいたそうです。
なんでも、本丸跡にある石垣の前で「オヨシオヨシ」といって手を叩くと、女の泣く声が聞こえるとか、聞こえないとか・・・。
このおよしさんを祀るために、現在は本丸前に「およし観音」があります。もし郡上八幡城に行く際は、是非手を合わせてあげてください。当時の人はきっと「お国のため。お殿様のため」にと心を決めてその身を捧げたのだと思います。
最後に
いかがだったでしょうか。今回は少し趣向を変えた記事にしてみました。
前回の岐阜城は、天下取りの最初の拠点となった場所ですが、今回は悲しいお話のあるお城でした。
このおよしさんに関しては郡上踊りの演目にある「まつさか」にも描かれています。
気になる方は調べてみてください。そしてよかったら読んでみてください。なかなか泣けるお話です。
もうちょっとすると郡上踊りの季節です。踊りに行く人は、よかったら一度郡上八幡城にも登って、およしさんに挨拶してから「まつさか」を踊ってみてはいかがでしょうか。また、踊りに対する気持ちが変わるかもしれません。
では今回はここまで。
最後までご覧頂きありがとうございました。
それではまた次回!